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岩手南部鉄器の鉄瓶急須・空間鋳造のEggや制作見学 NHKイッピン

 
日本の山村イメージ画像
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岩手南部鉄器「鉄瓶急須」に至る歴史・NHKイッピン紹介

NHKイッピン「進化する暮らしの器・岩手南部鉄器」で紹介された「岩手南部鉄器・鉄瓶急須」のふるさと納税や制作見学情報を調べてみました。

南部鉄器とは岩手県盛岡市・奥州市で造られる鉄器のことです。盛岡市と奥州市では歴史のルーツが分かれているのが特徴なんですね。

盛岡鋳物の始まりは、不来方(こずかた)と呼ばれていた盛岡の地に(蒲生氏郷の勧めで)南部氏が城を構えた慶長年間(17世紀初期)といわれています。

この南部氏の本領はもともと甲斐の国(現在の山梨県南巨摩郡南部町)なので、その集落の名前を取って南部と名乗ったとされています。

この南部氏で盛岡鋳物の礎を築いたとされるのが、4名の鋳物師。年代順には有坂氏・鈴木氏・小泉氏・藤田氏です。

盛岡市・奥州市ではルーツが違う

彼らは盛岡出身ではありませんでしたが、藩に召し抱えられ長年を過ごします。とくに小泉氏の時代に南部盛岡藩の中で茶道文化が急激に発展。

藩内で作られた湯釜が幕府や他の藩への贈り物として使われるようになり、この頃から南部鉄器の名前は広く知られるようになりました。

いっぽう、もうひとつの奥州市の通称、水沢南部鉄器。歴史は南部鉄器よりも古く、平安後期(12世紀初期)に藤原清衡が岩手県奥州市江刺区岩谷堂に居を構えて近江国から鋳物師を招いて始まったといわれます。

その後、北上川の川砂や砂鉄、鉄鉱石、燃料に使う木炭など材料に恵まれた土地だったことから、現在の奥州市水沢区へ移動。水沢鋳物と呼ばれて、江戸時代には仙台藩の庇護を受け発展しました。

岩清水久生さんの空間鋳造「Egg」はMomaにも選定

NHKイッピンに登場したのは、岩手県奥州水沢で岩清水久生さんがつくる鉄瓶 「空間鋳造(くうかんちゅうぞう)」の「Egg」シリーズ。

たまごをイメージした丸い形がかわいらしいデザイン。温かみのある焼き肌磨きという技法で仕上げられています。ツルが倒せるので収納時に場所を取らないんですね。

また、空間鋳造の作品には「MOON」もあります。球体をぎゅっと押しつぶしたような特徴的なデザインの急須です。

空間鋳造の南部鉄器は2000年に「ニューヨーク近代美術館モマショップ」(アメリカ・ニューヨーク)に選定されました。白金色と名付けられたこの色味。白の隙間から覗く金色が華やかな印象です。

楽天・アマゾン・Yahoo!ショッピング・au PAYマーケット(Wowma)の通販では黒色・朱色のEggやMoonなどが見つかります。鉄瓶の容量も250・400・500・80・900cc(ml)といろいろあります。

人気の岩鋳や及源鋳造・直火やIH対応で鉄分補給

南部鉄器ではこのほかにも1902年創業の岩鋳IWACHU、1852年創業の及源鋳造OIGENという老舗の人気メーカーがあります。

伝統工芸品鉄瓶アラレは直火はもちろんIHにも対応しているため、鉄分補給も手軽にできるとあって、実用性で人気なんですね。

口コミ評価もかなり高いのでチェックしてみてください。ホーロー仕上げのものとホーロー仕上げでないものとありますので、ご注意くださいね。鉄瓶は厚い鍋敷きを用意してください。

南部鉄器まつりや制作見学体験情報(岩鋳鉄器館)

奥州市南部鉄器まつりが年に一度、秋に開催されます。2019年の開催日の告知はこれからのようなので、10月上旬前後にチェックしてみてください。

南部鉄器の制作は岩鋳鉄器館で見学できます。展示ギャラリーを始め、実際の作業工程を見学できるテーマパーク型工場です。

繁忙期を除く時期ということなので、こちらでお問い合わせしてみてくださいね。

岩鋳鉄器館(じゃらんnet)
 

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