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鹿児島薩摩錫器のタンブラーや岩切美巧堂の工芸館体験 NHKイッピン

 
日本の錫製品の画像
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NHKイッピン「しなやかに 涼やかに・鹿児島薩摩錫器(すずき)~」で紹介されたタンブラーなどの通販お取り寄せや岩切美功堂の薩摩錫器工芸館の体験情報を探してみました。

鹿児島薩摩錫器とは?歴史や特徴 NHKイッピン紹介

鹿児島の薩摩藩はかつて全国有数の貧乏所帯でした。歴代の藩主はいずれも借金財政に苦しみましたが、19代光久のときに大きな幸運が訪れます。

1640年、薩摩藩の永野、山ヶ野の山中で金が発見されます。そこで薩摩藩は有力家臣にも金山開発を奨励していたようで、藩士のひとり、八木主人佐(もんどのすけ)も尾張や美濃の山師を招き、探索をしていました。

今に残る錫山地区は鹿児島市と金峰町、川辺町が接する過疎地。八木主人佐は深い山に分け入り、やっと鉱石を見つけたのですが、それが錫鉱石。

金ではないとわかってがっかりしたものの、調べてみると金に勝るとも劣らない貴重な金属とわかりました。

錫器の歴史は大変に古く、世界最古の錫器は3500年も前のものと言われています。 人類が最初に実用化した青銅は錫と銅を化合させたもの。

錫は人体に害が無く、抗菌性・熱伝導がよく、錆びや腐食に強いため、日本でも古来から神仏器具や酒器として使われてきました。戦国末期の大砲(おおつつ)の砲身は青銅製です。

当時、日本列島で錫の産出はほとんど例がなく、幕末には各藩競って軍備に力を入れて、錫の需要が急増したこともあり、薩摩藩の財政は豊かになっていったんですね。

岩切美巧堂のタンブラーが人気・薩摩錫器工芸館では体験教室も

番組で紹介されたのは創業100年の錫器メーカー「岩切美巧堂(いわきりびこうどう)」の錫器。

ロックグラスとなっていますが、焼酎やビール・洋酒と幅広く使えるフリータンブラーなのでプレゼントにも使えます。通販では登六作も人気ですね。

さらに、茶葉の味と香りを百年保つと言われる錫の茶壺「錫彦 浅田錫器(すずひこ あさだすずき)」の茶筒です。

岩切美功堂の「薩摩錫器工芸館」では作品の展示・販売だけでなく、アトリエ桜島で錫皿の製作体験(要予約)ができます。オリジナル皿を作ってみてはいかがでしょうか。

じゃらんnet>>>薩摩錫器工芸館の情報や口コミ
 

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