函館小田島水産食品「いかの塩辛」かんずり入りやゆず風味とは
函館名物小田島水産食品の「いかの塩辛」かんずり入りとは?
函館名物「いかの塩辛」がよくテレビの旅番組で紹介されますね。テレビ朝日「極上!旅のススメ」で紹介されたときは、地元の小田島水産食品の入舟地区の工場からいかの塩辛作りの工場見学がありました。
工場では烏賊の裁断からパッケージまでを一手に行っています。函館産の新鮮な真いかに天然塩を使い、秋田産杉木樽で一週間漬け込み熟成させた、まろやかで深みのある味わいです。
小田島水産食品の名物で通販でも人気なのが「かんずり入りいか塩辛」です。
「かんずり」とは半年ほど塩漬けした唐辛子を雪原にまいて雪上にさらし、粉砕して麹や柚子を加えて3年間発酵させた香辛調味料で、新潟では一般的な調味料なんですね。
布目食品の烏賊の塩辛はゆず風味が人気
このほか、函館で人気なのが布目食品の烏賊の塩辛です。「社長のいか塩辛」の名前で知られる布目食品からは皮むき真いかを使用したゆず風味が出ています。
ゆず皮を加えることで、さっぱりと食べやすい珍味になっていて、ご飯にもお酒にもよく合います。
妊婦さんはイカの塩辛に注意して、火を通してください
ちなみに、妊婦さんはイカの塩辛をたくさん食べてはいけないと言われます。これは生のイカやイクラ、牡蠣などの生もの海鮮類にはリステリア菌という菌が潜んでいるためです。
お腹を壊したり、発熱などの症状を引き起こします。また、血中に入り込むので胎児にも感染してしまいます。
しかも、妊婦さんは妊娠前よりも免疫力が低下しているため、リステリア菌の感染率が通常の20倍と言われれます。とはいえ、これはあくまでも生のイカに関しての注意点なんですね。
火を通したものならイカは低カロリーで高タンパク質ですから、栄養もあって安心です。産婦人科では一般的に火を通したエビやイカを推奨しているようです。
生クリームやバターと炒めて、パスタ料理で楽しむ方も多いですね。きのこ類や大葉、小ねぎなどを入れて和風だしを使うと和風のレシピでさっぱりいただけますよ。