東京フロインドリーブのクッキーや中ミミを通販で
神戸の老舗ベーカリー「フロインドリーブ(freundlieb)」の通販お取り寄せを探してみました。1924年に創業をはじめたドイツ出身のハインリッヒ・フロインドリーブさんの物語は、NHK連続テレビ小説『風見鶏』モデルとなり、ヒルナンデスでも以前に紹介されました。
1884年、ドイツのテューリンゲン州に生まれたフロインドリーブさん。パン屋さんで働いてからドイツ海軍に入隊。軽巡洋艦エムデンでパンを製造します。
退役後、中国青島でパン屋を開店しますが、1914年に第一次世界大戦が始まると徴兵され海軍に復帰。日本軍の俘虜(捕虜)となり、解放された後も日本に留まります。
その後、敷島製パン初代技師長に就任して日本人と結婚。退職後、大阪のなだ万での勤務を経て神戸市中山手通1丁目でパン屋を開店して成功。10店舗をもつまでになりますが、第二次世界大戦期の神戸大空襲で店舗を失います。
終戦後、復員した元従業員の協力を得て1948年にパン・洋菓子の製造を再開。ドイツで修行を経て帰国した長男が1955年に有限会社ジャーマンホームベーカリー、つまり現在のフロインドリーブを設立したことが、現在につながっています。
兵庫県神戸市中央区生田町にある現在の店舗は、1階が店舗、2階がカフェで、現当主夫妻が結婚式を挙げた教会を改築したものだそうです。洋食の街神戸の老舗パン屋さんはフロインドリーブを抜きにしては語れないと言われるほどの大人気店。とくにオリジナルローストビーフサンドウィッチが人気です。
1970年より姉妹店として「東京フロインドリーブ」が渋谷区広尾にもできましたが、経営者のこだわりで通販で唯一、購入できるのがフレッシュバターやナッツをふんだんに練り込んだコクのあるクッキーのみ。
フロインドリーブならではの商品がダブルスイートに入っている「中ミミ」。どうやら、「ドイツで縁起が良いとされる豚の耳がモチーフ」とか「スイートハート」とも呼ばれているもののようです。ミミ2個を合わせたようなハート型がそれです。
こちら、楽天・アマゾン・Yahoo!ショッピング・7netのリンクを使っています。今日現在、大丸松坂屋でも取り扱っているようです。中ミミもあります。
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