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信楽焼の歴史や特徴、たぬきの由来、観光・ろくろ体験 NHKイッピン

 
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信楽焼の読み方、場所はどこ?何県?NHKイッピン紹介

NHKイッピン選「心地よい暮らしの道具・滋賀信楽焼」で紹介された「滋賀信楽焼」の歴史や特徴、たぬきの由来、人気作家や観光・ろくろ体験情報などを調べてみました。

信楽焼の読み方は?生産場所はどこ?何県?と疑問を持つ人も多いですが、読み方は「しがらきやき」。

滋賀県甲賀市信楽町を中心に作られる陶器で、日本六古窯(信楽・備前・丹波・越前・瀬戸・常滑)のひとつに数えられています。

商売繁盛のための縁起物の狸(たぬき)の置物が有名ですが、そのほかにも茶碗、マグカップ、ネックレス、急須、皿、土鍋などの食器から、鉢、壺、花瓶、傘立てなどの日用品まで幅広くつくられています。

信楽焼の歴史や特徴

信楽焼の窯元がある甲賀市は、滋賀の琵琶湖の南部にあります。

信楽焼の発展のいとつは、付近の丘陵から良質の陶土がでる土地柄だったこと。

約6,500万年前には陶土の母岩となる花崗岩が存在していて、約400万年前からあった琵琶湖の原型となる古代湖が、約40万年前に現在の位置まで北上したと言われています。

このとき、湖底には土砂や動植物の残骸などが堆積した層があり、そこへ花崗岩や流紋岩の風化物が流れ込んで、やきものに適した粘土質ができました。

信楽焼の始まりははっきりしていませんが、平安時代後期に常滑焼(記事最後を参照)の技術を取り入れて発展したと考えられています。

甲賀市は四方を山に囲まれているものの、山や峠を越えて宇治や大阪、伊賀へと焼き物を運ぶことができ、京都に最も近い利点もあって供給が進んだことから、産地としても発展したんですね。

たぬきが有名なのはなぜ?由来は

信楽焼といえば、狸が有名で、かわいい忍者たぬきの置物も人気です。

狸の置物が作られたのは明治10年頃からで、昭和天皇が信楽を訪問された際に天皇がこの狸を気に入られ、歌に詠まれたことがきっかけとなって全国へと広がったというのが由来です。

伊賀焼にもたぬきがありますが、信楽焼は伊賀焼よりも器肌がやや粗く、小石の粒が小さく多いのが特徴です。

信楽焼の作り方

信楽焼は近辺で採れる原料を細かく砕いて混ぜ、水分とともに良く練った陶土を使います。

原料となるのは以下の3つ。

風化しきってない木の節が混ざっている「木節(きぶし)粘土」。

花崗岩が風化して生じた粘土の中に石英粒があり、それがカエルの目に似ているのでなづけられた「蛙目(がいろめ)粘土」。

蛙目に比べて緑がかった色をしていて、粘性がある「実土(みづち)粘土」。

これらをろくろ等で成形してから乾燥、素焼、釉薬を施して、約1200度の高温の窯で焼き上げたものが製品となります。

信楽焼の特徴

登り窯や穴窯が使われるため、窯の中で素地の表面に燃やしている薪の灰が自然な影響を与えて素朴な土の味わいが出るのが特徴です。

薪の灰が付いて溶けることで釉薬(ゆうやく)の役割となる「自然釉(しぜんゆう)」。

陶器の表面に現れる赤いまだら模様の「火色」。

焼けた薪から出る灰が落ちて表面に溶け付く「灰かぶり」などがあります。

通販人気は茶碗、マグカップ、ネックレス、急須、皿、土鍋、マイナスイオンのボトルなど

NHKイッピンで紹介されたのは癒やしの音を奏でる水琴窟(すいきんくつ)。

水滴を瓶の中に落とし、反響して琴の様な音色が楽しめる仕組みになっています。リビングや寝室に置けば、自然の緑と水音が彩る空間となりますね。

通販では茶碗、マグカップ、ネックレス、アクセサリー、急須、皿、土鍋などの食器から、鉢、壺、花瓶、傘立てなどの日用品まで幅広い人気です。

また、ラジウム鉱石から出るマイナスイオンとしての効果を活かしたボトルも販売されています。

信楽焼の観光「信楽陶芸の森」やろくろ体験

信楽焼の観光ではイベントの多い陶芸館(陶芸美術館)や陶芸館ギャラリー、ミュージアムショップのある「滋賀県立・信楽陶芸の森」が人気です。

世界中の陶芸家が滞在し、スタジオで制作も行っています。予約が必要ですが、制作作業の見学もできて、2か月に1度のオープンスタジオでは著名な陶芸家らがワークショップを開催しています。

滋賀県立陶芸の森の観光情報(じゃらんnet)
 

また、「信楽陶苑たぬき村」には大人気の撮影スポットがあり、陶芸体験もできます。

信楽陶苑たぬき村
そのほかの信楽焼体験(ろくろ・手びねり・たぬき作り)情報はこちらでまとめてチェックしてみてくださいね。

信楽焼体験

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