常滑焼のおしゃれ急須やフタなし、陶芸体験情報など NHKイッピン
NHKイッピン「モダンな急須でホッと一息 愛知・常滑焼(とこなめやき)」で紹介された「常滑焼」の通販お取り寄せや体験プランを探してみました。
常滑焼は愛知県常滑市を中心に、その周辺を含む知多半島内で焼かれる炻器(せっき)です。炻器は英語の「Stone ware」の訳語でドイツ語はSteinzeug。石のように硬い陶器という意味です。
陶器と磁器の中間的な性質を持つ焼き物で、世界各地で焼かれています。1100~1250℃で焼成され、一般的に施釉せず、絵付けも行なわれないことが多いかわりに、地肌の風合いが大切にされるのが特徴です。
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浮彫り、貼花(レリーフ)等の装飾が施されることもあります。常滑焼は日本六古窯(常滑・瀬戸・信楽・越前・丹波・備前)の一つで、平安時代後期(1100年頃)に常滑を中心とした知多半島の丘陵地には3000基にも上る穴窯が築かれました。
当時、壺や山茶碗、山皿などが焼かれ、この頃に作られたものは『古常滑』と呼ばれています。
番組に登場したのは朱泥急須。茶器の中でも特に朱泥急須は機能性、デザインで高い評価を受けています。
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常滑の急須は江戸時代に原型がありますが、大きく発展したのは明治時代。中国の宜興窯(ぎこうよう)は朱泥・紫泥急須の名産地として知られていました。
当時、「陶祖」と呼ばれる鯉江方寿(こいえほうじゅ)が1878年に中国から金士恒(きんしこう)を招いて急須作りの技法を広めます。この技術が現代の常滑急須のルーツです。
現在では、色、焼成方法、機能部分の開発が進み奥行きのある茶器の産地を形成しています。常滑の土(朱泥土)は耐水性が良く、水を吸収しないという特徴があります。また きめ細かく手触りが滑らかです。
常滑の陶芸教室で陶芸体験プランもあります。土1kgで2~3点ほど制作、色も6色から選べます。年齢制限はなく、下は3歳ごろから上は90歳の方まで楽しめるそうです。
周辺には常滑市の古き良き街並みが続き、焼き物散歩道まで車で5分。陶芸体験後、常滑焼き物散歩道で常滑観光もできます。
★地元の陶芸体験情報【焼き物の街☆常滑】ろくろコースで楽しく常滑焼
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