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京象嵌のペンダントやブローチの特徴、中嶋象嵌の体験 NHKイッピン

 
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京象嵌とは?ペンダントやブローチの特徴、中嶋象嵌の体験 NHKイッピン

NHKイッピン「漆黒に浮かぶ金銀の輝き・京都京ぞうがん」で紹介された「京象嵌(ぞうがん)」のペンダントやブローチの特徴、中嶋象嵌での体験情報を紹介します。

以前に和風総本家でも紹介されましたが、象嵌(象眼)は工芸技法のひとつで、象には「かたどる」、嵌には「はめる」と言う意味があります。

本来は一つの素材に異質の素材を嵌め込むと言う意味で金工象嵌、木工象嵌、陶象嵌などがあります。

京象嵌のルーツと歴史・武士文化とともに発展

京象嵌にもつながる金工象嵌はペルシャから生まれたとされていて、日本における京象嵌の歴史は奈良時代にシルクロード経由で伝わったことに始まると言われているんですね。

正倉院にも刀身に金で象嵌したものが遺され、同じく奈良の薬師寺本尊の掌や仏足にも輪宝文などが象嵌されています。

鎌倉時代になると刀の鍔などに象嵌が施されるようになり、江戸時代に入ると京都の優れた職人が数多く生まれ、日本刀や甲冑、鏡や文箱などの装飾に名工たちが腕を振るいました。

当時、西陣の埋忠(うめただ)と正阿弥(しょうあみ)の二家が活躍。

両家の弟子たちが各地の大名に仕えるにつれて、京象嵌の技術が肥後や加賀をはじめ全国に広まることとなりました。

京象嵌の技術の特徴、通販ではペンダントやブローチなど

「京象嵌」は鉄板の表面に極細の溝を無数に掘り、その凹凸を利用して金銀の細かい模様をはめ込んでいきます。仕上げに漆を塗り焼き付けて漆黒の中に金銀が輝く美しい仕上がりになります。

伝統の模様に隠された超絶技術は、虫眼鏡を使わないと見えないほど。

現在、京都で製作される象嵌製品は通販でも販売されていて、ペンダント、ブローチ、ネクタイピンなどの装身具、灰皿などの喫煙具、額などを中心とする室内装飾品などが人気です。

中嶋象嵌の京象嵌ストラップやペンダント作り体験

NHKイッピンには「中嶋象嵌」さんと「川人象嵌(かわひとぞうがん)」さんが登場。

中嶋象嵌では布目象嵌(地金の表面に専用のタガネを使って非常に細かい刻みを入れ、その溝に金や銀を打ち込んでいく手法)という、ルーペがなければはっきりと確認できないほど微細な作業もすべて手作業で行われています。

京福電鉄嵐山本線「嵐山駅」の目の前にある、昇龍苑店の中嶋象嵌では京象嵌のアクセサリー作りの体験教室も開いています。

職人さんが伝統の手法を丁寧に教えてくれて、最後の工程は職人さんが仕上げて後日送ってくれるそうです。

中嶋象嵌の京象嵌ストラップやペンダント作り体験

北区等持院の川人象嵌は京象嵌の総本家といわれる「駒井象嵌店」で修業した初代が分家し、大正8年(1919年)に創業。

布目象嵌の布目板に謄写印刷に使う謄写版を利用し、象嵌製品の価格を抑えることで、工芸品や装飾具として広く普及させることに成功しています。

 

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