飛騨高山の家具・椅子のオークヴィレッジ・柏木工や体験 イッピンNHK
飛騨高山の木材を使った家具・椅子・雑貨 NHKイッピン紹介
NHKイッピン「曲げて削って魅惑のカーブ・岐阜飛騨の木工製品」で紹介された飛騨高山の歴史、オークヴィレッジ、柏木工などの家具・椅子・木工雑貨の特徴、さらに体験教室情報や通販でのお取り寄せを探してみました。
目次
飛騨高山は日本列島のほぼ中央に位置し、東を日本アルプス、西を白山連峰で囲まれたこの地の森林率は92.5%と高く、盆地を囲むまわりの山々の平均標高は600メートル台です。
内陸型の気候により寒暖の差が大きく、年間降水量は2,000mmに達するなかで、飛騨高山のスギ・ヒノキといった木材が育まれています。
岐阜木工製品の歴史とは
この地では約1300年前から「飛騨の匠」と呼ばれる木工技術を持つ名工達が、奈良の平城京や薬師寺、東大寺、世界遺産の唐招提寺などの建設に貢献してきました。
このような豊富な森林資源と飛騨の匠の技という歴史的・文化的資源を背景に、飛騨の家具製造は大正9年(1920年)に始まりました。
90年を超える長い歴史に根ざした高度な技術とデザイン力を基礎に、全国の家具生産を牽引する製品が作り出されています。
「寄木の積木セット」や木琴「小さな森の合唱団」が人気、オークヴィレッジ
NHKイッピンでとりあげられたのは飛騨高山のオークヴィレッジ株式会社(Oak Village)が制作するペンシルケース「tanto」。
オークヴィレッジは国産の無垢の木にこだわった家具や木のおもちゃから文具、食器・漆器、インテリア用品、アクセサリー等の木工製品を作ってるメーカーです。
木工製品では「寄木の積木セット」や木琴「小さな森の合唱団」が人気です。
このほか、同社が運営する入場無料の「オークヴィレッジ森の博物館」では優れた工芸品を例に、それぞれの木の特徴がわかりやすく紹介されています。周辺の野外遊歩道も人気です。
家具の評判高い柏木工のシックチェア
もうひとつNHKイッピンでとりあげられたのが、柏木工の曲木加工「CHICシックシリーズ」の椅子「シックチェア」です。
柏木工は飛騨高山の家具、キッチン、室内建具を製造販売するメーカー。
シックチェア(アームチェア)は「身体を優しく包み込むモダンな椅子」として日本らしい造形美にこだわり、素材(ウォールナット)の美しさを際立たせることがコンセプトの椅子です。
このほかにソファ、ダイニングテーブル、テレビボードといった大型家具の評判の高い会社です。
岐阜木工体験の人気は「飛騨職人生活」など
岐阜木工体験の工房を調べてみると、飛騨市古川町の「飛騨職人生活」がランキングでは一番人気。
コーヒードリップスタンド作り体験、コーヒードリップスタンド作り体験、カッティングボード(まな板)作り体験、わら縄編み座面のスツール作りなどが楽しめます。
このほかには吉城郡上宝村の「新穂高ビジターセンター山楽館」、郡上市の「器用人」あたりが人気です。
ちなみに、岐阜県が設置運営している職業能力開発施設として「岐阜県立木工芸術スクール」もあります。
こちらは高等学校を新たに卒業し、就職しようとする人や、転職や再就職をする人が、木工技術習得のための訓練を受ける施設です。