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熊本天草陶磁器・海鼠釉や天草宝島観光協会の陶芸体験 NHKイッピン

 
天草地方の画像
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熊本天草陶磁器の歴史や特徴・NHKイッピン

NHKイッピン「歴史がはぐくむ島の宝・熊本天草陶磁器」で紹介された「天草陶磁器」の歴史や特徴、「海鼠釉(なまこゆう・なまこぐすり)」とはなにか、体験教室や通販情報などを探してみました。

熊本天草陶磁器とは熊本県天草地方で焼かれる陶磁器類の総称で、内田皿山焼(うちださらやまやき)、高浜焼、水の平焼(みずのだいらやき)、丸尾焼の四つが主な産地です。

天草下島では江戸時代前期、元禄年間に天草陶石(あまくさとうせき)と呼ばれる粘土の鉱石が発見され、採掘されるようになりました。

6,600万年前から2,303万年前までに形成された地層や、白亜紀(約1億4,500万年前から6,600万年前)に形成された地層に割れ目・すき間ができて、その中にマグマが入り込んで固まり、粘土となったものです。

天草陶土、天草石とも呼ばれ日本で産出される陶石(磁器原料)の8割を占めるほど、陶磁器の原料として広く利用されています。

良質の陶石が採れたことが由来となり、焼き物作りが盛んになったわけですね。

天草はもともと天領と呼ばれる幕府直接の支配地だったため、村民の自活のために磁器や陶器が作られ、全国的な広がりは少なかったわけですが、平成15年に日本の伝統工芸品の認定を受け、大きくアピールされるようになりました。

窯元・水の平焼の海鼠釉は中国・宋の時代に由来

番組でとりあげられたひとつが、明和2(1765)年創業の老舗の窯元「水の平焼」による「海鼠釉」という釉薬を使った磁器。

青の地色に白い斑紋や流紋が特徴の釉薬です。960年から1279年における中国・宋(そう)の時代の陶磁器である鈞窯(きんよう)にまでさかのぼると言われます。

その釉色が海鼠に似ていることが由来であり、釉薬の内部に細かい結晶があるために不透明な釉薬となる失透釉の一種です。

色調は藍紫色を主としますが、他に青・赤・白・黒などの色調のものもあります。

海鼠釉の手法は日本全国に広がっていて、火鉢や大鉢などに多く使われるほか、湯呑、皿、コーヒーカップなども作られています。

天草で陶磁器体験をするなら、天草宝島観光協会など

天草で陶磁器体験をするなら、天草宝島観光協会、蔵々窯、高浜焼寿芳窯、雲舟窯、洋々窯で楽しめます。

ミナミハンドウイルカと出会えるイルカウォッチング情報もありますので、興味のある方はチェックしてみてくださいね。

天草の陶芸教室・陶芸体験情報(じゃらんnet)

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