ウォータークールクロスとは?生地や口コミ・使い方・マスクの作り方
冷却タオル「ウォータークールクロス」小泉ライフテックスの生地素材
熱中症対策グッズ「冷却タオル」はいくつもありますが、とくに人気の「ウォータークールクロス(WATER COOL Cloth)」小泉ライフテックスについて、仕組みや使い方、持続時間、洗濯方法、口コミ評価などを調べてみました。
また、生地の使い方としてマスクの作り方なども紹介します。
目次
以前に日本テレビ「ヒルナンデス!」でロフトの売り場から冷却タオルの売れ筋商品として紹介された、ウォータークールクロス。シロクマ柄がとくに人気です。
素材にはナイロンが55%、ポリエステルが45%使われていて、使い方は水に濡らしてから絞って振るだけです。
熱中症対策に使える仕組みは生地の冷感素材と気化熱
ひんやりする原理は2つの仕組みが関係しています。まず、生地内側に冷感ナイロンが使われていること。接触冷感素材と呼ばれるタイプのものですね。
熱伝導率が高く、触れたときに肌からクロスへと多くの熱が移動するので冷たく感じます。また、糸の断面が丸でなく特殊な形状をしているため、水や汗を素早く吸水、拡散してくれます。
ふたつめの効果といえるのが、クロスから水が蒸発するときの気化熱の作用。水は接しているものから熱をうばって蒸発していくため、そのときに体の熱が水に吸収されていくんですね。
ウォータークールクロスの使い方はマスクにも。作り方は?
ウォータークールクロスは生地のみの販売もあり、素材は多種多様にあります。
合成繊維や加工の商品もありますが、天然素材にこだわりたいという希望があるなら、コットン100%でも特殊な紡績技術により接触冷感機能を持たせている素材もあるんですね。
これらの生地を活用したマスクとしての使い方も人気です。「手作りマスクキット」が販売されていますので、最初に作るならこちらがおすすめです。
たとえば、楽天で人気なのが「カラーマスクキット 息がしやすく口紅が付きにくい 口元空間ブレス」という商品。
ダブルガーゼ生地3色の色を組み合わせて、ブレス+マスクLサイズが合計約14個作れるというもので、大人用と子供用両方の4デザインのレシピと型紙が付いています。
ご自分で作ってみたいという方は、YouTubeにもウォータークールクロスの作り方がいくつかアップされています。たとえば、こちらが「たびぬさん」のチャンネル。参考にしてくださいね。
「ウォータークールクロス」小泉ライフテックスの口コミ評価
「ウォータークールクロス」小泉ライフテックスは冷却タオル30×90cmのものと、フード付きタオルがあります。
熱中症が心配な方へのプレゼントなら、フード付きタオルでの売れ筋シロクマ柄あたりが無難ですね。
一般的な口コミ評価からまずはマイナスを指摘する感想。
「タオル地で使いやすいが、バーベキューなどの油ヨゴレがつくと、洗濯しても完全にはとれない」
「ひんやり効果はごく短時間」
油ヨゴレはどんなものでもしかたないかもしれませんね。持続時間が短いのは、たしかにクールクロスの弱点ではあります。ちなみに、支持している人は定期的に水につけてしぼって使うのをくりかえして使っているようです。
支持するレビューは以下の通り。
「濡らしても綿のように重くならないし、安くてサイズも手頃」
「水道水を浸して絞って使うと、確かにひんやりとした感触。この長さなら首に掛けたり頭に巻いたり、色々と使い方もあります」「夏フェスや暑い日の行楽に持ってくとほんと便利」
保冷剤を入れるタイプほど温度は下がりませんが、体への負担が少なく、自然な涼しさを求める人には快適なグッズといえそうです。
ネームタグ・UVカットもあるのでアウトドアやスポーツに
ウォータークールクロスのサイズは首に巻くのにちょうど良い長さの約30×90cm。首に巻いたて留められるネームタグも付いていますから、ずり落ちることもありません。
さらにUVカット率約90%以上なので、ランニングなどのスポーツ、アウトドアにも使えるほか、子供用の熱中症対策にも使えますね。
簡易パッケージも付属でついてきます。持ち運びにがさばらないのはメリットですが、水を入れて持ち歩くようには作られていません。水漏れしますからご注意下さいね。
300mlほどの広口ポリボトルケースがあれば、水道水を入れてアウトドアや屋外作業にも持っていけます。下のようなボトルですね。