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べにふうきの特徴と風味・メチル化カテキンの効果的な飲み方は粉末で

 
緑茶の画像
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佐々木製茶の掛川紅茶(和紅茶)の茶葉「べにふうき」とは

静岡県の掛川紅茶「しあわせかほり」は、全国的なコンクールでも毎年入賞を果たす人気の和紅茶です。

佐々木製茶の掛川紅茶「しあわせかほり」は、茶葉として掛川産の「べにふうき(紅富貴)」を使った紅茶で、紅茶の本場スリランカで使われているのと同じ紅茶の機械を使って作られています。

イギリス議会御用達の紅茶であり、エリザベス女王の戴冠60周年の際にも配られた紅茶として知られているのがニュービタナカンデ茶園。

ニュービタナカンデ茶園の工場長の協力のもとに、日本の静岡県で誕生した紅茶が「しあわせかほり」なんですね。

指導してくれた工場長のアナンダ・フェルナンドさんの名前にちなんで「アナンダ=幸せ」が名前の由来となっています。

含有するメチル化カテキンに期待される効能

この「しあわせかほり」の茶葉が掛川産の「べにふうき(Benifuuki Green Tea)」。

べにふうきは「べにほまれ(アッサム系実生選抜)」と「枕Cd86(ダージリン在来)」を交配した茶品種。

紅茶、半発酵茶の用途として開発されわけですが、花粉症などのアレルギーを抑制する効能・効果が期待されるメチル化カテキンを豊富に含んでいます。

メチル化カテキンは紅茶を作る際に行う酸化・発酵工程で消滅してしまうことから、緑茶としておもに加工されるようになりました。

「べにふうき」は緑茶として飲むにはやや渋味が強い特徴を持っています。

「べにふうき」の風味と効果的な飲み方

メチル化カテキンを効率よく取り込むためには、茶葉を熱湯で5分以上煮立たせて、その抽出液を飲む方法が効果的とされています。

とはいえ、捨てる茶ガラにも有効成分が残っているため、粉末で飲むことがいちばんいいとされています。

メチル化カテキンは摂取して体内に3~4時間くらいとどまりますが、だんだん消えていくため、一度に大量に摂取するのではなく、こまめに摂取するのが推奨されています。

世界で注目される「べにふうき」

「べにふうき」は世界でも摂取することの利点(Benefits)が注目されていて、購入する人も多いですね。

今回取り上げた和紅茶、つまり日本産の紅茶もまた、紅茶と緑茶の要素が融合したお茶として人気も高くなっています。

こちらは美笠園の和紅茶。

日本における紅茶の歴史

日本では明治初期に、世界的に飲用が増加傾向にあった紅茶や烏龍茶などの製造の可能性が初めて検証されました。

中国風紅茶やインド風紅茶が作られ、長期にわたり紅茶生産化を進めた結果、1936年には約3,000トン、1,955年には約8,500トンにまで達します。

このような紅茶品種の開発・改良の努力にもかかわらず、気候や風土などの関係から、品質の良いものを生産できない時代が続きました。

途上国で生産される紅茶の価格に太刀打ちできず、日本における紅茶の生産は衰退していきます。

やがて、1960年頃から経済成長期に入り、茶商の上級茶志向への努力もあって緑茶の国内需要が増加。

近年では食の洋風化も進み、日本人の味覚も変化してきたことから、新たなお茶の需要が求められるようになりました。

そこでふたたび紅茶品種の開発・改良が進み、本場の技術を学びながら独自の和紅茶を作り出していくようになったんですね。

 

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