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萩ガラスの特徴・歴史やグラス、萩ガラス工房の体験 NHKイッピン

 
硝子製品の画像
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山口県萩ガラスの歴史・NHKイッピン紹介

NHKイッピン「維新のふるさと・志を受け継いで山口工芸品と菓子」で紹介された萩ガラスの特徴、歴史、価格、萩ガラス工房の作品や体験教室について調べてみました。

「萩ガラス」の歴史は安政6年(1859年)、現在の山口県、長州藩の科学者だった中島治平が硝子産業を興しましたことに始まります。

ガラスの需要が高まっていた時代、それまでのガラスは壊れやすく、配合を加減して良質なガラスをつくることが求められていました。

中島治平は堅牢で安価なものをつくれば、国産ガラス産業が発展していくことを提言。

硝子の微細模様の切り子細工には機械化が必要であり、当時の最先端技術であった長崎から買い入れたフランス製の蒸気機械設備の動力を転用して、切り子細工を美しく仕上げたれることも提言したんですね。

その後、萩硝子はその質を向上させて天皇家・公家に献上するにまでになりますが、残念ながら混沌とした時代の流れのなかで硝子製造所は消失する運命をたどります。

幕府が衰退したこの時期、1863年、攘夷論の急先鋒だった長州藩は、馬関海峡に砲台や軍艦を配備して海峡を封鎖し、北九州市田野浦沖に停泊していたアメリカ商船に砲撃を加えました。

これが下関戦争(馬関戦争)となって、イギリス、フランス、オランダ、アメリカの連合軍に敗れた長州軍は外国を受け入れ、討幕運動を推し進めていくわけですね。

萩ガラス工房製品の特徴

中島治平の死後、再建されることなく、衰退してしまった萩ガラスを復活させたのが、平成4年(1992年)に山口県萩市笠山に設立された「萩ガラス工房」です。

古文書を読み解いて、中島治平が残した遺品や残存している記録から当時の復刻品の製作を始めます。

地元「笠山」で採掘される石英玄武岩(せきえいげんぶがん)は石英の斑晶を含む玄武岩。

この石英玄武岩を自社で精製、1520℃という超高温度域で製作している萩ガラス工房の製品は、日本国内最高レベルの品質です。

淡く透明度の高い緑色の色彩と硬く傷がつきにくいという特徴があります。

萩ガラス工房「内貫入ガラス」の特徴

「内貫入ガラス」は内ヒビ貫入という独自技術で、割れにくく耐熱性のある製品。

萩焼の釉薬による貫入技法(細かいひび模様)をガラス内部に封じ込めたガラスで、日本国内では唯一、萩ガラス工房のみが生産しています。

約30年前にハンガリーで出会ったというこの手法は、日本で再現して完成品を作るまでに10年以上かかったとか。

熱膨張率の大きいガラスを、耐熱ガラスで両側から挟み込んだ3重構造になっていて、間に挟んだガラスだけが膨張と収縮を繰り返し、ヒビが入るんですね。

このヒビは熱膨張を繰り返し、3年ほどかけて成長して自然にヒビが増えていく仕組みになっています。

萩ガラスの人気ペアグラス・箸置き・花瓶・醤油差しなど通販価格は

萩ガラス工房の通販で人気なのはペアグラス・箸置き・花瓶・醤油差しなど。価格は2,000円台と手頃なものから1万円台の高級グラスまでさまざまです。

萩ガラス工房の体験教室

JR山陰本線東萩駅から車で10分、山口県萩市椿東越ケ浜にある萩ガラス工房では体験教室も楽しめます。

バリアフリー設備で、車椅子貸出や盲導犬の受け入れも対応してもらえます。

萩ガラス工房の体験教室情報
 

 

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