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鯖江めがねミュージアムの手づくり体験・フレームの歴史やブランド

 
雪景色とメガネをかけた女性の画像
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鯖江めがねミュージアムの手づくり体験情報

鯖江めがねミュージアムの手づくり体験情報や歴史、通販販売店などを調べてみました。国内で約96%、世界でも約20%のメガネフレームが福井県鯖江産と言われ、今や世界最高峰の技術力・開発力・品質力を誇るのが「鯖江のめがね」です。

「鯖江めがねミュージアム」は福井県鯖江市新横江2丁目3-4めがね会館内にあります。交通アクセスは鯖江駅から徒歩10分ほどの場所にあるので便利。しかも、見学は入館無料です

鯖江めがねミュージアム(じゃらんnet)

メガネの購入から歴史、作り方を学べるほか、自分だけのオリジナルフレームを手作りできる体験教室もあります。度なしレンズプランでの製作が基本だそうですが、追加料金で日本製単焦点レンズ・日本製遠近両用レンズ】など度つきレンズでの製作も可能です。

鯖江メガネフレームの歴史・なぜ福井県鯖江市なのか?

鯖江めがねの歴史には「国産眼鏡の祖」と呼ばれる増永五左衛門の功績があります。増永家は足羽郡麻生津村生野(鯖江市に隣接する現在の福井市生野町)の庄屋を務める旧家でした。

庄屋とは江戸時代、代官の指揮のもとで村の事務を統轄する立場で、今の村長にあたります。現地は冬の積雪が厳しく、地元の人は冬の間に農業ができなくなります。

そこで、彼は農業の代わりにできる軽工業としてメガネフレームづくりに目をつけたんですね。彼は1905年に大阪からめがね職人を招き、福井市生野町で農家の副業としてこの産業を広めていきます。

町全体がひとつの大きな工場に発展

農家ならではの知恵も生かされて、生産体制は次第に専門の製造者がパーツごとに分業するようになり、鯖江の町全体がひとつの大きな工場となっていきます。

やがて、情報伝達に新聞が生まれると、近視の人の道具としてメガネの需要が急激に拡大していきました。

また、第二次世界大戦が終戦を迎えると、めがねの需要がさらに高まり、セルロイドフレームやサングラス、そしてそれを作り出すブランドが数多く生まれました。

特徴は高いデザイン性と強さ・有名人や芸能人のコラボブランドも

1981年には世界で初めて、軽くて丈夫なチタン製メガネを開発したことで、国際的なめがねの産地としての地位を築き上げます。

鯖江のメガネの特徴は金型制作やプレス加工、組み立て、磨きなど最大300もの工程を経て作られること。隅々にまで妥協を許さない職人の技が「世界最高の品質」を生み出しています。

たとえば、南青山と銀座に直営店を展開するメガネメーカーのボストンクラブ。ジャポニスムブランドで有名ですが、とくに「JAPONISM PROJECTION」が注目を浴びています。

特徴は丁番(開閉部分の部品)「ラダーHINGE」が、約2万回以上の開閉が可能で丈夫、さらに一部のパーツを交換すればより長く使えるコストパフォーマンスの高さにあります。

2008年のアメリカ大統領選の際に注目を浴びた共和党の女性議員も鯖江のメガネを愛用しているという話題もありましたね。

有名人や芸能人のコラボブランドやおしゃれな耳かきも販売されています。こちら、楽天・アマゾン・Yahoo!ショッピングのリンクを使っています。

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