大分県竹細工のかごや女性作家、体験教室など NHKイッピン
NHKイッピン「ピーンと張って優雅に曲がる大分竹細工」で紹介された大分県竹細工のかご、女性作家の昨品などの通販お取り寄せ、体験教室情報を探してみました。
日本書紀によると、大分県の竹細工は第12代景行天皇(けいこうてんのう)の九州巡幸がはじまりとされています。
九州方面の国造に、大和朝廷から赴任する国造に地位を譲るように命じたものの、地方の国造がその命に従わなかったため、征伐したというものです。
景行天皇が征伐の帰りに別府に立ち寄った際、お供の膳伴(台所方)が良質のシノダケが多いことを発見、メゴ(茶碗籠)をつくったことが起源となっているそうです。
大分県は粘りがあって竹細工に適したマダケの竹林面積が日本有数です。県下では入手が容易なマダケを使った日用品の笊や籠が各地で作られてきました。
本格的に工芸品として扱われるようになったのは室町時代からだとされ、行商用の籠が生産されるようになります。
江戸時代に入ると日本一の温泉地「別府」の名が全国に広がり、各地から別府へ湯治客が集まり、客が滞在中に使用する飯籠、米あげ笊(ざる)といった竹製の生活用品が売られるようになりました。
土産品としても好評で竹細工市場は拡大していきました。明治に入ると大分県の竹細工は土産品の域を越え、高度な技術を集約した工芸品へと発展していきます。
明治末期には日田地方でも漆器の生産がはじまり、周辺地域で産出される良質な竹材を使った箸やスプーン、バターナイフなどのテーブルウェアや花器、竹の器などが生産されています。
中津市では江戸時代から竹を使った和傘作りが盛んでしたが、平成でその伝統が途絶えたものの、ふたたび復活させた仕掛け人が現代人の目を引くようにと開発したのが和傘行灯です。
番組ではそれを復活させた仕掛け人、今吉次郎さんの和傘工房「朱夏(しゅか)」が紹介されました。また、豊後高田市には良質な竹を使ってアクセサリーを作っている麻生あかりさんのブランド「MIKAI BAMBOO」も登場。
自ら竹林に入り竹を選び、竹を使ったアクセサリーを作っている女性作家です。どちらもおもにホームページからの購入になります。
このサイトでは楽天・アマゾン・Yahoo!ショッピング・7netのリンクを使っていますが、こちらの通販では麻生あかりさんの「MIKAI BAMBOO」の竹のブローチがふるさと納税でもらえます。
そのほか、通販ではかご、孫の手、バッグなどが人気です。NHKイッピンで紹介された「大分竹細工」の通販販売店から在庫価格・入荷情報を探せます。
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ちなみに、大分には全国で唯一の竹細工を学べる公立の学校「大分県立竹工芸訓練センター」があります。授業料は無料で竹藝家の中臣一(なかとみ はじめ)さんもこちらのご出身。
毎年人気のため、倍率は2.5倍で見学(オープンキャンパス)もできます。
大分県立竹工芸訓練センター
住所:〒874-0836 別府市東荘園3丁目3組
電話:0977-23-3609
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