国産曲げわっぱ・足立茂久商店の伝統工芸やお弁当箱、手作り体験は?
国産伝統工芸の曲げわっぱを作る足立茂久商店・マツコの知らない世界で紹介
国産伝統工芸の曲げわっぱを作っている足立茂久商店(あだちしげひさしょうてん)の特徴やわっぱ5寸・6寸などやお弁当箱について調べてみました。
以前に冷たいご飯でも炊きたての味になる「わっぱ」として、TBSマツコの知らない世界でも紹介されています。
目次
わっぱとは曲げわっぱのことで、スギやヒノキなどの薄板を曲げて作られる円筒形の木製の箱のことを言います。
本体とふたで一組になり、おもに米びつやお弁当箱として使われる事が多いんですね。
ご飯が傷みにくく、軽量で持ち運びがしやすい特徴があり、ヒノキや秋田杉の美しい木目と色合い、香りの良さで根強い人気があります。
新潟県寺泊山田地区は江戸時代からの日本製・曲げ物生産地
日本海にほど近い新潟県寺泊山田地区は曲げ物の生産地として栄えました。
なかでも「足立茂久商店」は江戸時代から続く、新潟県の老舗曲げ物工房です。
時代の変化とともに需要は減り、今では足立茂久商店が新潟県で唯一の曲げ物工房として残っているだけとなってしまいました。
現在は11代目の足立照久氏が伝統技術を受け継ぎ、今もなお昔ながらの作り方・素材を守り、美しい桜の皮で一つ一つとじ合わせているんですね。
電子レンジ対応のわっぱ5寸・6寸
電子レンジで使えるわっぱで、冷凍ご飯が炊きたてのご飯に戻ります。国産のヒノキを使用していて、抜群の香りのご飯が楽しめます。
ほのかに香る心地よいヒノキの天然素材だけで作られたわっぱは、アウトドアでも活躍します。お鍋の上に載せれば蒸し器になります。
わっぱ 5寸はひとり暮らし用、わっぱ 6寸以上は家族用がおすすめです。
足立茂久商店のお弁当箱は限定品、通販では秋田・大館工芸社の製品
足立茂久商店では曲げわっぱのほか、お弁当箱、わっぱセイロ、小鉢、スツールをつくっています。
人気のお弁当箱は通常ほとんど製作されない大変貴重なもので、2段重ねの弁当箱などがありますが、通販での販売は「タクミクラフト・ショップ」だけの現品限りという生産のようですね。
足立茂久商店でなければ、全国的にも人気な秋田県の大館工芸社の製品があります。
こちらは伝統工芸士4名を含む26名の職人さんが、伝統的な曲げわっぱから現代のライフスタイルにあったさまざまなデザインの曲げわっぱを作っている会社です。
曲げわっぱ製作手作り体験
曲げわっぱ製作手作り体験なら秋田県大館市が力を入れてます。
大館市の柴田慶信商店わっぱビルヂング店で木槌(きづち)、鋸(のこぎり)、鉋(かんな)の職人道具を使った「曲げ」加工や「樺綴じ(かばとじ)」の体験ができます。
このほかには大館曲げわっぱ体験工房では3種類から好きなキットを選んだら、インストラクターが丁寧にサポートしてくれます。